Home / Journey / Millennium Celebration 2000

今回のイベントの最大の山場であるチャンピオンシップショーには、選りすぐりのエアデールが146頭も集まり、その光景は実に壮観で、改めてイギリスの 質・量の両面での層の厚さに圧倒させられました。本場の数多くのエアデールを 直接目で見て、手で触れて、確認することができたことは私にとって素晴らしい経験でもあり、 たくさんのことを学び取ることができました。また、海外からの参加者のための“海外ハンドリングコンペティション”への参加と、翌日の“チャンピオンシップショー”へのハンドラーとしての参加は特筆ものでした。特にチャンピオンシップショーへの参加は、ショーの前日に決 まったことで、生涯忘れることのできない素晴らしい想い出となりました。素晴らしい機会を提供してくれたJaideld犬舎のMartin & AlaineとShadlian犬舎のJan & Keithに感謝します。私自身にとっての最も大きな感動は、やはりなんと言ってもこれまでの数年間、 何十回にも及ぶインターネットや手紙のやりとりを通して築いてきた海外の友人達に直接合うことができ、その信頼関係を一層強いものにすることができたことです。更に、それらの友人の紹介により「友人」の輪が更に大きく広がったこともとても嬉しい経験でした。これらの感動は、私自身のエアデールライフの中で特筆すべきもので、 今後、決して忘れることはないでしょう。そしてそのような交流を通して、イギリスはもとより、アメリカ・カナダ・オーストラリア・オランダ・・・など、主要国を代表する人々に対して、ATCJの名前を強く印象づけることができたことは非常に大きな成果であったと思います。

ロンドン・ヒースロー空港12:00発、リーズ空港まで飛行機で移動。空港か ら会場のあるビングレーまでタクシーを飛ばして、 3時頃バンクフィールドホテルに到着。ホテルの庭で少し休憩した後、 6時からウエルカムレセプションが始 まりました。会場には様々な国から参加したエアデールファンシャー達が、 銘々の服装でお互いの親交を深めあいました。私たちはかねてから親交のあったJaideld犬舎のMartin&Alaine,Sujoncla犬舎のSusan&John、 エアデールテリアオブアメ リカの会長Suzanne Hampton、オランダの友人Han &Femia、 そして新しく知り 合ったオーストラリアのKeith Lovellらとのおしゃべりで、 瞬く間に時間が過ぎ去ってしまいました。

Jaideld familyがホテルまで会いに
来てくれました

エアデールテリアクラブオブアメリカの会長SuzanneさんとMarcyさん

オランダエアデールテリアクラブの
Han & Famiaご夫妻と

10:30am_からクラブ対抗ショーが始まりました。各クラブの代表犬6頭ずつが、クラブの名誉をかけて優劣を競いあいました。勝利の栄冠はMidland Counties Airedale Terrier Clubに!
続いて海外のゲストが参加する海外ハンドリグ競技会が開催されました。合計18人が参加し、その内の一人として私も貴重な体験をすることができました。このときにRobroyd犬舎のJanet&Tomに はじめて会うことができました。またJanetからBallintober犬舎のJerryを紹介 されました。 この間、外の会場ではAiredale Terrier Traning Club of Rushmoorによるオビーディエンスのデモンストレーションや仮装大会が行われました。
 
4時頃から、エアデールのふるさと“エアリバー”に向けて出発。約30分歩 いて目的地に到着しました。 ここがエアデール発祥の地か・・・と物思いに耽り ながらホテルへの帰路を急ぎました。7時からはカクテルバーでプレディナーが始まりました。日本でもなじみの深いaredon犬舎のJudithとの懇談、そしてこれまで体調を崩して休んでいたShadlian犬舎のJanとご主人のKeithに、この時初めて会うことができました。ChairmanのMr.Sarjeantの紹介で、胸に勲章をいっぱいぶら下げたブラッド・フォード市長から挨拶を受けたのは少し感激ものでした。 9時からがディナー(参加者は350名程と聞いています)。11時半頃から だったと思いますがダンスパーティが始まりました。この時のために、半年も前から重い尻をたたきながら通い続けた社交ダンスの成果 がいよいよ発揮できると期待していましたが、それは最初だけで、ほとんどがディスコに変わってしまったのは拍子抜けでした。


写真右;ハンドリングコンペティションで

今回の最大のイベント、チャンピオンシップショーが10時半からスタートし ました。参加頭数は146頭。当日は1000人近いエアデールファンシャーた ちが楽しみました。私自身は午前中、午後一番に自分が引く“Koti”のトリミングをしていたために、牡クラスはほとんど見ることができませんでした。

いよいよ午後一番、 Puppy BitchクラスにKotiと一緒に参加。スターガスのLesy Leeと並んでのハンドリングは少し感動ものでした。 ただ、前日すでに海外ハンドラーで経験済みのせいか、チャンピオンシップショーとは言え思ったほど緊張はしませんでした。
自分のハンドリング終了後は、ビデオ、写真係を兼ねながらではありましたが、比較的ゆっくりとショー観戦を楽しむことができました。

写真右;ミレニアムチャンピオンシップショーでシャドリアン犬舎のコーティを引く


前日までのイベントが終わり、この日は朝は幾分ゆっくり食事をし、朝の散歩を楽しむことができました。 この時にスターガスのGusと知り合ったの
はこの時です。その後お昼前にヨークに到着し、市内観光を少しして昼食。その後すぐレンタカーを借りて、私たちは南ヨークシャーBarnsleyにあるRobroyd犬舎のTom&Janet夫妻宅を訪問しました。 ちょうどカナダから来ていたHugadale犬舎のPeter&Margaret夫妻と一緒に夜中の12時過ぎまで、食事を楽しみながらとても 楽しいひとときを過ごすことができました。

朝の散歩で Stargus犬舎のNinaと会いました
Robroyd犬舎のTom(Robroyd)とJanet, Hugadale犬舎(カナダ)のMargaret&Peterとの
会食
Robroyd犬舎のJanetと

この日は午前中、Shadlian犬舎のJan & Keith夫妻宅を訪問しました。昨年完 成したばかりのボーディングを見学し、彼らご自慢のエアデール達を一頭一頭 ゆっくりと見せてもらいました。午後からは、チャンピオンシップショーで引いたKotiをつれて、田んぼ道ならぬ麦畑道をのんびりと散歩しました。

いよいよメープルの実家Jaideld犬舎のMartin & Alaine 宅への訪問です。Keithに車で送ってもらいました。 向こうではMartin & Alaine を始め、息子の Chris、娘のCheriからも大歓迎を受けました。
特にCheriが見せてくれたアイリッシュダンスはとてもすばらしかった。
勿論、メープルの母親ロキシーや兄弟、親戚一同すべて素晴らしかったけれど・・・・。  
さて、いよいよ帰らなければならない時間です。本当に残念でしたが、お互い別れを惜しみつつ、電車でロンドンに向かいました。

写真右;アイリッシュダンスを披露してくれたシェリー