私は例年通り現地3泊4日の強行軍でしたがイギリス行きを早くから決めていました。9日に日本を発ち、別便でイギリス入りをした松原さんとヒースロー空港で待ち合わせをして、そのまま列車でバーミンガムまで直行しました。
ショーの当日、エアデールはオーストラリアンテリアの次で10時過ぎからのスタートとのことでしたが、私たちはホテルを早々に出て、会場に8時半頃には到着しました。そこにはおなじみのJokyl犬舎のMaryやDabid、Stargus犬舎のLesleyとGus、Jaideld犬舎のAlaineとMartin、そしてその他大勢の顔見知り達がすでにいて、いつもと変わらぬ歓迎を受けました。
ショーが始まったのは10時半を過ぎた頃でしょうか。エアデールテリアの出陳頭数は92頭。このうち出陳取りやめが何頭かいたので、実際には80頭くらいの参加だったと思います。私はAlaineが確保してくれた椅子に座り、ビデオ撮影を開始しました。今年の目玉は、アメリカからの参加犬、Am.CH.
Greenfield Celtic Legendでした。この犬はMaryのハンドリングで英国でも活躍しているAm.Eng.CH.Greenfield
Captain Fantasticの別腹の兄弟で、私が2001年にアメリカのMontgomeryに行ったときにも見たことがあります。
ショーの進行は基本的にATCJと同じです。いずれの参加犬もレベルは高く粒揃いです。また、オーナーハンドラーである彼ら、彼女らのハンドリングは自分の犬に対する自信と誇りに満ちあふれています。
それぞれのクラスの審査結果はほぼ自分の予想通りの展開で進みましたが、牡のオープンクラスは特に激戦で、どの犬が勝っても不思議ではありません。結果はAm.CH.Greenfield
Celtic Legendがその栄冠を勝ち取り、そのままDog CCを獲得しました。
牝の方も各クラスともに激戦で、全体のレベルは非常に高いものがありました。この中でBitch CCを獲得したのはCH,Garland
Sweet Carolin Jokylで、昨年に引き続いて2年連続の栄冠となりました。
ショーの途中にはRobroydのJanetとTomが来てくれて久しぶりの再会を喜び合いました。ショーの終了後にはランチタイムの仲間の輪に加わり、誰が持ち寄ったのか知りませんが、所狭しと並べられたサンドイッチや果物、お菓子をほおばりました。その後、AlaineとMartin、そしてJanetとTomらと別れを告げ、それぞれがぱらぱらと引き上げる中、私と松原さんはゆっくりとショッピングを楽しみました。これがCruftsのもう一つの楽しみです。お店の多さは、また扱い商品のバラエティーさは、ぜっいに日本では見ることはできません。
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